ナーガに守られた仏陀像が見つかった!/ Prasat Muang Singh No.2
: 訪問日 12Sep2009


この遺跡は、Prasat Muang Singh No.1 の北西に位置します。





















この遺跡は、素焼きの瓦が吹かれた屋根を持つ木造建築物だったようです。
そして、遺跡からは、ナーガに守られた仏陀像や、神々の像が見つかっています。



















遺跡を南東から見たところ。














東正面から見たところ。














最初のテラスに上がって、前に進みます。
テラス上には、ラテライトの石が
敷き詰められています。












東正面の階段を上がって、西を見たところ。

基壇の上は、ラテライトではなく、
地面になっています。











基壇の上を、更に西に進んで行きます。














基壇の中央にはヨニがありました。

ヨニの水を流す向きは北向きです。












基壇の南側にも、
ヨニが破損したような石の塊が
並んでいます。












南側の石の列です。














その石の列を、東から見たところ。

















ヨニが破損したような石の塊を近くで見たところ。
中央には穴があったようです。













石の列に沿って西に歩いて行きます。

壊れてない石がありました。
ヨニのようです。

しかし、なぜヨニがこんなに並んでいるのでしょうか?
そう言えば、
Prasat Muang SinghのExhibition Hall(展示場)に、
ヨニの上に置かれたナーガに守られた仏陀像があったのを
思い出しました。

この遺跡は、ヒンドゥー教から、大乗仏教へと変遷する中で、
ヨニの上にリンガではなく、もしかしたら仏陀像が
あったのかもしれません。




そのヨニのひとつに近づいて見ます。













西の端にあったヨニです。

















No.2遺跡から、No.1遺跡の方向(南東)を
見たところ。












西から、遺跡の東側を見たところ。













遺跡を北から見たところ。













北西から見たところ。













北東から見たところ。













基壇の東面を見たところ。
微妙な小さな段模様があります。












上部構造部の東面です。
ここにも段模様があります。












これは柱を立てた穴だと思われます。













遺跡を西から見たところ。
木立の中に遺跡があります。












この遺跡の西側にはサナーム(池)があります。

サナームの周りは草が刈り取られていますが、
サナーム(池)の中は、草が生い茂っています。












クメール帝国の最西端都市の中には、以下の遺跡があります。
1. Prasat Muang Singh No.1
2. Prasat Muang Singh No.2
3. Prasat Muang Singh No.3
4. Prasat Muang Singh No.4
5. Burial Site

そして、Prasat Muang Singhから発掘されたお宝展示場です。
1. Ban Kao国立博物館
2. Bangkok国立博物館



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